京成バス長沼営業所データベース - 北部循環線「花まわる号」(八千13系統)

路線概要

京成大和田駅南口周辺や花島など、住宅街ではあるものの路線バスが通っていない花見川区北部地区を循環する路線です。
2006年4月24日の開業時はスポーツセンター発着で右回りのみでしたが、2009年に草野車庫発着に変更され左右回りの現在と同じ運行体制となりました。
2009年以降しばらくは草野車庫を出てさつきが丘団地、広尾十字路、いきいきプラザを通り、そこから鉄工団地、こてはし台を抜けて国道16号線へ出て弁天入口の手前を左折し、京成大和田駅を経由せず八千代台駅へ向かうルートで運行されていました。しかしなかなか利用者が増加せず、2013年4月にはみ春野南、み春野公園、み春野、み春野北というバス停を新設してみ春野地区へ延伸したものの、千葉内陸バスによって勝田台駅行きのバスが運行されている(2006年に長沼営業所から移管)ことや自家用車保有率の高さなどもあって大した増加にはならず、結局2年で元のルートに戻ります。
2017年4月にルートの抜本的な見直しが図られ、さつきが丘団地経由でいきいきプラザへ行くルートは長沼経由に短縮、鉄工団地から国道16号に抜けるルートはこてはし台団地内を経由して横戸団地に出るルートに変更、さらに京成大和田駅への京成バスの乗り入れが18年ぶりに再開されました。このルート変更によって1日100人を切るような日もあった利用者数が激増し、1日150人以上にもなります。こてはし台・横戸台地区から、勝田台駅よりも施設が充実している八千代台駅へのアクセスが不便だった状況が改善されたことが利用者増加の要因だろうと推測されますが、こうして「花まわる号」は10年越しにようやく市民の足として根付きました。
いわゆるコミュニティバスは自治体が運行をバス会社に委託する場合が非常に多いのですが、「花まわる号」は京成バスの直営です。そのため扱いとしては系統番号を持つ路線バスとなり、京成バス全線が対象区間の定期券を使用することが可能なのです。
車両は専用の小型車が2台おり、一台が運用に入るともう一台が予備(教習実施期間は教習車にも入る)になります。

時刻表(2019.12.1改正)

外回り(草野車庫・いきいきプラザ→八千代台駅→京成大和田駅→いきいきプラザ)

内回り(いきいきプラザ→京成大和田駅→八千代台駅→いきいきプラザ・草野車庫)